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丸子混声合唱団第20回定期演奏会の模様です。
(写真はフォトギャラリーにあります)
日時 : 2013年9月29日
開演 : 午後2時
場所 : 上田市丸子文化会館セレスホール
指揮 : 長谷川和生
ピアノ : 清水裕美
プログラム
第1部 宗教曲より
・Ave Maria
・Ave verum Corpus
・主よ人の望みの喜びよ
第2部 混声合唱組曲「この地上」
Ⅰ 虎 Ⅱ 蝉 Ⅲ 鱒 Ⅳ 蓮の花 Ⅴ 白い馬
ーーー休憩ーーー
第3部 震災復興を願って
・いのちの歌
・心に花を咲かせよう
・上を向いて歩こう
・花は咲く
会場の皆さんとご一緒に
・さよなら
第4部 男声合唱
・権兵衛が種まく
・ユーピーディー
・ふるさと
第5部 心に残る愛唱歌
・わが街のオーケストラ
・島唄
・童神(わらびがみ)
・秋桜
・言葉が生まれるとき
・言葉は
アンコール
・明日があるさ
9月29日(日)、秋晴れの空の下、いよいよ第20回定期演奏会の日がやってきました。団員は朝早くから集合して、入り口の看板を立てたり、プログラムの準備をしたりして、お客様を迎える用意からはじまり、リハーサルけ向けて気持ちが昂ぶってきました。この日の空のような、スカッとした気持ちのいいステージをつくることができればと思いながら・・・
体をほぐし、発声練習をしてから本番と同じように進行してのリハーサルが行われました。照明や立ち位置などの細かい修正を加えながら、より良いステージにしようと真剣に取り組みました。
いよいよ開場の時間となりました。お陰さまでたくさんの方に来て頂き、開場時間を少々早めて会場に入っていただきました。なんとほぼ満席!嬉しいかぎりです。
本当にたくさんの皆さんにご来場頂いて、ありがとうございました。
演奏する方も自然と士気が高まります。これだけのお客様に喜んでいただけるだろうかという不安もありつつ、持っている力を全部出し切ろうという思いも強くなりました。
いよいよ始まりました。教会の鐘の音に合わせて団員が入場し、一曲目のアヴェマリアの演奏スタートです。マリア様のシルエットをバックに、厳かな雰囲気の中ではじまりました。最初ということで、緊張したいた団員もいたようですが、大きな失敗もなく、どうにか第1ステージを乗り切りました。
いよいよ今回のメインとなる「この地上」のステージです。全5曲からなる組曲で、難解な部分もありましたが、手前味噌ではありますが、練習を重ねてきた中で、この本番が一番出来が良かったような気がします。
何はともあれ2つのステージを乗り切りました。ここまで、第1ステージを含めて、難解で理解に苦しんだり、退屈された方もいらっしゃったと思いますが、そんな方々もここまで聴いて下さって、ありがとうございました。
休憩を頂き、そのあと衣装替えをしての第3ステージが始まりました。男声陣が女声陣の後ろに並ぶという斬新なスタイルで臨んだステージです。少しでも変化をつけて、皆さんに楽しんでいただこうという思いや、いつも男声女声が別れての並びだけでは能がないというような思いもあり、こういう並びにしたのですが、慣れていないせいか、とまっどた人もいたようです。
ともあれ、このステージの4曲も歌い切りました。まだまだ復興が遅れている被災地の皆さんの思いがとどくようにと・・・
ここで、団員が会場に散らばり、皆さんとご一緒に合唱を楽しむというコーナーが始まりました。「さよなら」というタヒチ民謡に挑戦しました。長谷川先生に指導してもらいながら、二部合唱を会場の皆さんとご一緒に楽しみました。
皆さんで歌うのには少々難しい曲だったかも知れません。難しくて楽しめなかった方もいらっしゃったようですが、そういった方々には苦痛の時間だったかもしれません。この場をかりてお詫びいたします。
楽しんでいただけた皆さんも多かったようです。会場が一体となっての大合唱は、団員にとっても、とても楽しい時間でした。
今回は無謀にも男声合唱に挑戦しました。ここだけの話、練習がなかなかうまくいかないこともありました。でももう後戻りは出来ません。ここまで来てしまいまいた。
男声陣も心を決めて、このステージに望みました。3曲歌わせていただいたわけですが、3曲共無伴奏の合唱です。音が下がってしまわないか、ハーモニーが崩れてしまわないか、不安だらけではありましたが、先生がおっしゃっていた空中分解をすることもなく、何とか歌い切りました。ありがたいことに、大分好評を頂きました。
ともかくもこのステージの終了後は男声陣、ほっと胸をなでおろした瞬間でした。
ここで男声陣の着替えの時間を利用して、団長をはじめ女声3人へのインタビューが行われました。団長から20回を迎えらえた事へのお礼や、団員募集のお知らせなどがありました。また最古参の団員、一番の新人団員の話を織り交ぜながらの進行でした。前者はもう30年以上、後者はまだ2か月ほどしかたっていません。
両者とも違った意味ですごいですよね。それはともかく、男声の用意も出来たようです。いよいよ最終ステージの幕開けです!
いよいよファイナルです。幕開けは「わが街のオーケストラ」です。ヴァイオリンやクラリネット、トロンボーン、コントラバスなどの登場です(本物じゃないです・・ただ振りをするだけですが)皆さんにも手拍子を頂きながら、賑やかなうちにはじまりました。
そのあとはわりと皆さんが聴き慣れた歌を中心に進みました。しんみりしたり、盛り上がったり、何とも変化に富んだステージで、楽しんでいただけたのではないかと自負しております。ピンクのTシャツも好評で、一層の盛り上がりに花を添えてくれました。
好評のうちに全ステージが終り、アンコールを頂き、「明日があるさ」を賑やかに合唱しました。これが本当に最後ということで、全員はじけて大盛り上がりです。
会場の皆さんにも盛り上げて頂きました。本当に本当に最高でした。皆さんありがとうございました。
終演後、大勢来ていただいた皆さんに御礼をするためにホール玄関へ向かいました。ここでも本当に大勢の方々から、声をかけていただきました。無事に演奏会を終えることが出来たのは皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
予想もしていなかったような大盛況で、うれしい限りですが、ご来場いただいた皆様には、駐車場が足りなかったり、会場前の列の整理に不備があったりで、ご迷惑をかけてしまった部分も多かったようです。申し訳ありませんでした。
皆様のお見送りの後、舞台などの後片付けを手伝って、そのあと打ち上げを行い、一日が終り、帰途につきました。